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無線LANトランスミッターを使用する準備のなかで一番ハードルが高いと思われるのがFTPサーバーの設定でしょう。フォトグラファーやクリエーターにとっては避けて通りたい部分ですね。だって写真のクオリティには影響ありませんから。
ここでは、MacOS 10.8.2のFTPサーバーを稼働させます。MacOS10.6までは、「アップルメニュー/システム環境設定/共有/ファイル共有」のオプション設定から「FTPを使用してファイルやフォルダを共有」にチェックを入れることでFTPサー
バーを起動できました。しかし、10.7 Lion以降は、このオプションがなくなりました。理由はわかりません。
ここからFTPのON/OFFができなくなりました。
MacOS 10.8.2でFTPサーバーを起動するには、ユーティリティソフトのターミナルを使用してコマンドを打つ必要がありますが、簡単にON / OFFできるAppleScript やスクリプトをアプリケーション化するソフトもあります。
ターミナルによるFTP起動
2.以下のコマンドを入力(コピペでもOK)して「enter」を押す。
sudo -s launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/ftp.plist
3.Passwordを要求されるのでroot(Macにログインしている)ユーザーのパスワードを入力
これでFTPサーバーが起動します。
停止させる時は「ターミナル」で以下のコマンドを入力します。
sudo -s launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/ftp.plist
この方法は、こちらのページを参考にしています。
Appleサーポートコミュニティ
https://discussionsjapan.apple.com/thread/10095913?start=0&tstart=0
AppleScriptを使う
AppleScriptとは、MacOSやMacのアプリケーションに処理をさせる手順を記録したものです。Mac OS 10.8.2ではAutomatorを使用して作ることができます。有志の方がMac OS 10.7(Lion)以降でFTPサーバーを稼働させるAppleScriptを公開されています。
Mac OSXでサーバー稼業
Lion FTP Server 起動停止スクリプトv1
http://earlybirds.ddo.jp/namahage/inegalog/files/article.php?id=40
上記のリンクから「LionFTP Server StartStop scriptv1.dmg」をダウンロードします。
アプリケーションと同じようにインストール作業をしますが、「開発元が未確認のため開けません」となってインストールができません。
環境設定の「セキュリティ」でダウンロードしたアプリケーションの実行許可を「すべてのアプリケーションを許可」に変更してからインストールしてください。Macも徐々にセキュリティがきつくなってきてますね。「このソフト、そんなに怪しいのか!」と思ってしまう表現です。
インストールが終わると「アプリケーション」フォルダに「LionFTP Server StartStop script」ができます。フォルダーの中の「LionFTPサーバー起動停止スクリプト」を起動します。
スクリプトをスタートさせます。
順に進んでいくと、「起動/停止を選択してください」ときいてきます。「起動する」を選択します。
これでFTPサーバーが起動しました。停止させる場合はScriptの「起動/停止を選択してください」のところで「停止する」を選びます。
本業は、シャッター切って何ぼの広告屋なんですが、デジタルフォトについての講演や
雑誌での執筆もしています。写真以外のデジタルは、趣味みたいなものです。
関西の写真屋は、何でも撮らされますが、最近は女性の写真が多いです。自分では、老若男女問わずポートレートはスキなんですが、意外に人見知りで撮影直前は、未だに緊張しています。まあ、現場に入れば関係ありませんが・・・。