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Photographer BOCO 塚本が気が向いた時に書き込んでいます。
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ロケ撮影では、モノブロックストロボがお手軽なんですが、スタジオや移動が少ない撮影ではジェネレーター+ヘッドの方がいろいろ使いやすいんです。一番良く登場するヘッドがコメットストロボのCB-25Hというタイプ。小型ですが、ファンとガラスグローブがついて250Wのモデリングランプが使えます。出力も2500WsまでOKという小さいながら頼もしいヘッドです。
IMAG0581.jpg

スタッフが、そのうちの1台から「カラカラ」音がするということでばらしてみると、11枚あるファンの羽根が2枚折れていました。「なんで?こんなところが折れるの?」と不思議です。パソコンのファンも同じですが、羽根が折れるより先に軸受がダメになって回転しなくなるはずなんです。何かが触れて壊れたんでしょうか?ともかくこのままではちゃんと回転しないのでファンを交換することにしました。
IMAG0595.jpg
COMET CB25Hの分解は、簡単です。ガラスグローブ一体型のクセノン管を引き抜くと4ヶ所に六角キャップっスクリューがあります。
IMAG0584.jpg
これと背面のカバーにある4ヶ所の六角キャップスクリューをはずします。
IMAG0583.jpg
ボディが2つにわかれます。
IMAG0588.jpg
意外と簡単ですが、キャップボルトの相手側は、アルミで切り込みが入っているのでていねいに作業する必要があります。
 

ファンは、ボルトなどで固定されていません。ケースと押さえの半球状ゴムでとまっているだけです。
IMAG0587.jpg

COMET CB25Hに使用されていたのは、「NMB-MAT」というメーカーのFBA06T24Hというファンでした。同じJモデルはもう生産していないようでしたので「24V DCファン 0.11A W60mmXH60mm D15mm」で探したところ同じメーカーの「2406KL-05W-B59」というモデルが手に入りました。PCファンは、12Vなので24Vはちょっと高い(約2~3倍)ですね。白いケーブルは、制御用です。
IMAG0593.jpg
こうやって比較すると羽根の形状も違います。
IMAG0594.jpg
2枚の羽根が、根本から無くなっています。

配線は基盤にハンダ付けでした。コンパクトなボディではスペースの都合でコネクタは使えなかったのか、めったに壊れないパーツなのでメンテナンス性を考える必要がなかったのか。真意はわかりませんが、配線がファンに接触するのも問題なので基板部分にハンダ付けし直しました。
IMAG0589.jpg

不要な、コントロール用のケーブルはファン側でカットしてしまいます。
IMAG0600.jpg

あとは、元通り組み直して電源部に接続テストするだけです。コメットストロボのサービスマンの方が見たら怒られるかもしれませんが、意外とすんなり動いてくれました。今回はダメ元で交換してみましたが、100%うまくいくとは限りませんので同じようなことをされる場合は自己責任でどうぞよろしくお願いします。

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プロフィール
HN:
BOCO 塚本
年齢:
63
HP:
性別:
男性
誕生日:
1961/06/30
職業:
Photographer
趣味:
写真 カメラ デジタル フィルム
自己紹介:
関西を中心に活動するCommercial Photographer
本業は、シャッター切って何ぼの広告屋なんですが、デジタルフォトについての講演や
雑誌での執筆もしています。写真以外のデジタルは、趣味みたいなものです。
関西の写真屋は、何でも撮らされますが、最近は女性の写真が多いです。自分では、老若男女問わずポートレートはスキなんですが、意外に人見知りで撮影直前は、未だに緊張しています。まあ、現場に入れば関係ありませんが・・・。
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